中医美容のお話し
2017-02-22
漢方/中医学では、「体内のトラブルは、必ず皮膚に症状が現れる」とされ、中医美容は、対処療法ではない中医学が得意な分野でもあります。
からだの中から肌を変えるという考え方で、からだの内側と外側の同時にケアし、整えることで、健康美人になりましょう!
中医学では、皮膚は血脈と経路を通じて、五臓(肝、心、脾、肺、腎)とつながっていて、「気」、「血」、「水(津液)」が美肌を保つ源と考えます。
血が不足すると、肌の血色が悪くなり、シワや白髪などの髪のトラブルになり、水が不足すると、肌のくすみ、つやがなくなり、化粧のりが悪くなります。また気が不足すると、肌のバリア機能低下、敏感肌、たるみなどの症状が出てきます。
「肌は内臓の鏡」と言われるように、五臓の機能に不調があれば、からだの表面である肌にも不調が現れると考えられます。
具体的には、心が乱れると顔色が蒼白になり、つやがなくなります。肺が衰えると、肌が乾燥してしまい、肝にトラブルが発生すると爪のつやが消えて割れやすくなったりします。
さらに脾のトラブルは、肌、唇、爪を蒼白にして、むくみの症状が出やすくなります。
腎の衰えは、シミやシワ、抜け毛、白髪などの老化に大きく影響します。
美肌を保つためには、化粧品などで表面的なケアをするだけでなく、食生活や生活習慣を見直し、漢方/中医学の助けをかありて、からだの内側からバランスを整えることが大切です。
KAN 薬舗では、みなさまの肌の状態や生活習慣などをヒアリングすることで、おひとりおひとりのオーダーメイドによる美容処方をご提案します。
是非、ご来店の上、ご相談をお待ちしております。