外邪に備える!
「外邪」とは、細菌やウイルス、花粉、気候特有の邪気(風・寒・燥・湿・暑・・)など、「体に入ってほしくない外敵」のことを指します。
体の防御態勢(=免疫、衛気)が充実していると侵入を防いでくれますが、気の力(特に体表を守る衛気)が弱っていると、簡単に侵入されてしまいます。
免疫力をつけるには、良質な睡眠と食養生(バランスの良い食事や、胃腸に負担をかけない食べ方)、適度な運動やストレスケア(自分なりの解消法)などが大切です。
漢方では、おなじみのコチラ↓が風邪予防に有効です。
予防
板藍茶(ばんらんちゃ)
衛益顆粒(えいえきかりゅう)
また、自分の弱点(胃腸が弱い、呼吸器が弱い、循環器が弱い・・・など)をケアする漢方も、感染や悪化の予防に効果的です。
それでも、風邪の邪気に入られてしまった時・・・漢方を飲む上で大切なのは 以下の2点!
★ 飲む漢方の 方向性(体を温めたいのか?冷ましたいのか?)
★ 飲む タイミング(初期対応が本当に大事!「あれ?なんか寒気がするかも?」「あれ?喉がイガイガする?」そんな「あれ?」と気付いたタイミング が、漢方を飲むチャンスですー!!)
赤い風邪・・・熱感 のどの痛み 口の渇き
涼解楽(りょうかいらく)
金羚感冒錠(きんれいかんぼうじょう)
黄色い風邪・・・お腹の風邪 吐き気 下痢
勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)
青い風邪・・・ゾクゾク寒気 肩こり 頭痛
風治散(ふうちさん)
十神湯分包顆粒(じゅっしんとうぶんぽうかりゅう)
葛根湯(かっこんとう)
これらの他にも・・・
* 滝のような鼻水の出る風邪 ⇒ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
* 体が弱い方の風邪 ⇒ 参蘇飲(じんそいん)
* 頭痛が特に辛い風邪 ⇒ 頂調顆粒(ちょうちょうかりゅう)
など、それぞれの症状に合った漢方があります。
風邪は特に、初期対応が本当に大事!ちょっと違和感を感じた時点ですぐに飲めるように、わずかずつでも常備しておくと便利です。