漢方の「みずとりぞうさん」と「パイプスルー」が大活躍!
いよいよ岩手も梅雨☂入りしましたね。
ふだんから身体に「湿気」が溜まっている人は、気候による「湿邪」と相まって、身体がしんどい季節です。
★頭が重くて痛い(頭重感)
★身体が重だるい
★胃腸の不調(食欲不振、軟便がち、等々・・)
こんな症状があるなら、身体の中に「痰(たん)」や「湿(しつ)」が溜まっている証拠です。
日々の養生や漢方で、体の中を除湿&お掃除をしていきましょう!
では養生法を!・・・とご紹介したいところですが、その前にちょっとだけ、
「ナゼ痰や湿がたまるのか?」を見ていきましょう。
実は痰や湿がたまる人って、胃腸が弱い人が多い のです。
胃腸って、飲食物を「いるもん、いらんもん」に分別してくれる場所。本当はスパーっと「要・不要」に分けきれるのがベストです。
ところが、
★ 胃腸が弱くて、うまく分別できない(脾気虚)
★ 飲食物が、自分の胃腸のキャパオーバー(食べ過ぎ)
になると、分別しきれなかった体内ヘドロが生まれちゃうんですね。
ここで生まれた体内ヘドロ・・・最初はシャバシャバ水っぽかった(=湿)のが、温かい体内で煮詰まっていき、ベタベタ・ドロドロ(=痰)へと成長していきます。
そんな時に活躍してくれるのが、身体の余分な湿気を取ってくれる「水とりぞうさん」的な漢方!
良さを知ってる常連さんは、すでに2〜3週間前からチラホラ「湿気に勝つやつ、ちょうだい!」とご来店されています。
もう痰が多くできている方には、ドロドロのヘドロをお掃除してくれる「パイプスルー」的な漢方もオススメです。
養生のコツとしては、【胃腸を冷やさないこと】。
冷たいドリンクやサラダ、麺類(冷麺、そうめん、ざる蕎麦、等)は避けて、温かい飲み物やスープをとりましょう。
ちなみに「冷たいもの」=「体温よりも低い温度のもの」ですので、あしからず・・・。
また、梅雨時は意外と冷えやすいので、お風呂は湯船にしっかりつかって温まりましょう。
(湿気を伴う冷えは、しつこくて厄介者。侵入されないよう、お気をつけを〜!)
身体の中が除湿されていくと、外界(気圧や湿気)に左右されない身体になっていきます。