砂糖と脾弱(ひよわ)の関係
2021-03-13
前回の砂糖のお話の続きです。
中医学の側から見ると・・
砂糖などの甘さは「湿」を生む
→ 脾(消化器系)は「湿」が苦手。だんだんヘタってくる。
→ 脾が弱ると「気」を作りにくく、疲れやすくなる。
つまり・・「疲れたー!」と言って甘い物ばかり食べると、ますます疲れちゃう結果になります。
その点、『素材本来の甘み』は、『健脾(けんぴ)作用』といって、脾を元気にする力をもちます。
米、芋、栗、かぼちゃ、ドライフルーツ(なつめ等)などですね。
ただし、調理の過程でお砂糖をドッサリ入れると逆効果ですので、どうぞお気をつけて。